イルカの岸乗り上げはなぜ?
しばし、この問題にこだわってみる。
海にいる生き物が生きたまま浜に乗り上げたり、港や入り江などに迷い込んだりすることを「ライブストランディング」というそうだ。
記事によれば「鯨類は磁場に沿って回遊ルートを決める」らしく、ライブストランディングは年々増加傾向にあるというのが不気味だ。やはり地球の磁場の乱れが、ライブストランディングなどを引き起こしているようなのだ。
今回の千葉県沖の地殻では、磁場異常をもたらすような何か変動が起きているのではないか。地球全体の視点で見れば、地球磁場の消失へ向けての変化なのか、地軸の移動の前触れなのか、元旦のイルカ雲のこともあったりで、気になっている。
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イルカ:岸乗り上げはなぜ? 磁場、海流、砂浜――GPS影響との指摘も /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000108-mailo-l12「◇磁場、海流、遠浅の砂浜 ◇外房で1カ月間に4件
一宮町周辺で2月28日にカズハゴンドウ約70頭が海岸にあがるなど、千葉の外房海岸ではこの1カ月余りで、海にいる生きた生物が岸に乗り上げる「ライブストランディング」と呼ばれる事例が4件確認された。原因は解明されていないが、海洋船舶のGPS(全地球測位システム)などによる影響を指摘する研究者もいる。何がイルカたちを千葉に引き寄せるのだろうか。【寺田剛】
銚子市でイルカウオッチングを主催して11年目の銚子海洋研究所の宮内幸雄(49)さんは、磁場、海流、遠浅の砂浜を原因の候補に挙げる。宮内さんによると、鯨類は磁場に沿って回遊ルートを決める。「磁場線が九十九里海岸に向かって走っていれば、イルカが打ちあがる要因になる」といい「電磁波を発生する船舶レーダーやGPSが、磁場に影響を与える可能性もある」。
またイルカは、自分が発した音を耳でキャッチして移動するとされる。音波が吸収されやすい遠浅の砂浜では、耳が正常でも誤った方向に導かれやすいという。
ストランディングは、00年以降、急増している、との指摘もある。日本鯨類研究所(東京都)によると、国内でのイルカやクジラの2頭以上によるライブストランディングは、1986年の調査開始から99年までの14年で14件(910頭)なのに対し、00年以降は22件(510頭)に達している。茂越敏弘研究員(35)は「確実に増えていると実感している」が、原因は特定されていない。
茂越研究員によると、海外の文献では自殺説もある。「群れをなして行動するなど、イルカは社会性が発達した生物。自ら個体数を調節しているという研究発表もある」という。
だが、決め手となる原因は見つかっていない。
国立科学博物館(東京都)では01、02年に銚子市に接する茨城県波崎町(現神栖市)に打ちあがったイルカ計6体を解剖、調査した。動物第一研究室の山田格室長は「死に至る寄生虫や感染症などは見つからなかった」と話す。原因究明は、28日に死亡したイルカも調査している同所の研究成果を待つことになりそうだ。
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◇千葉、茨城県の沿岸で生きた海せいほ乳類が浜にあがった主な事例
01年2月11日 茨城県波崎町(現神栖市)でカズハゴンドウ約50頭
02年2月25日 同町でカズハゴンドウ約85頭
06年1月23日 旭市でカズハゴンドウ26頭
2月10日 御宿町で約4メートルのシャチ1頭
2月22日 いすみ市、一宮町でカズハゴンドウ3頭
2月28日 同所でカズハゴンドウ約70頭
(注)国立科学博物館のデータベースと毎日新聞より抜粋
3月4日朝刊
(毎日新聞)-3月4日13時2分更新」

※http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060301-00000007-maip-soci.view-000
カズハゴンドウ 70頭打ち上げられる 千葉・九十九里
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海棲哺乳類情報データベースhttp://svrsh1.kahaku.go.jp/index.php「ストランディング速報
2006.02.28 千葉県一宮町-いすみ市でカズハゴンドウのライブストランディング
2006.02.27 北海道積丹町でオウギハクジラ?の白骨発見
2006.02.24 福島県いわき市でオットセイの漂着
2006.02.22 千葉県いすみ市-一宮町でカズハゴンドウのライブストランディング
2006.02.21 神奈川県横須賀市でオットセイの漂着
2006.02.20 鹿児島県日置市で種不明クジラ迷走
2006.02.06 長崎県対馬沖で高速船がクジラと衝突?
2006.01.25 鹿児島県肝付町でミンククジラの混獲
2006.01.22 石川県金沢市にアザラシ?出現
2006.01.29 山口県宇部市でスナメリの死体漂着
2006.01.22 山口県山陽小野田市でスナメリの死体漂着
2006.01.28 伊豆大島沖でマッコウクジラの群を目視
2006.01.28 茨城県北茨城市でマッコウクジラのライブストランディング
2006.01.25 新潟県柏崎市でオットセイの漂着
2006.01.23 千葉県旭市でカズハゴンドウのライブストランディング
2006.01.09- 長崎県西海市など大村湾でスナメリのスーパーポッド?
2006.01.08 三重県津市でマッコウクジラのライブストランディング
2006.01.03 茨城県鉾田市(?)でスナメリの漂着」
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ストランディングhttp://www9.ocn.ne.jp/~dorsals/stranding/stranding.htm
転記コメント(from楽天ブログ)
2006/03/04(Sat)23:12
動物は賢いから、身をもって人類に警告してるんじゃないのかと思います。
ただならぬ状況だと思います。
イルカ、クジラ等大好きなんでよけいに悲しいです。
(2006/03/11 04
Re
どうもありがとうこざいます。動物は敏感だから、自然界の変化について人間より怖い思いしているのかもしれません。知らぬは人間だけかも。それにしても戦争の気配やばいですね。今度大きいのやったら、そのカルマを清算する時間がないだろうし、どうなるのでしょうか。(2006/03/12 12
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