10月8日にパキスタンで、M7.6の大地震がおきた。
死者も2万から3万、負傷者も4万人以上ということで、大変な惨事になっている。
これまでも、地球上では、こうした数万人規模で亡くなる災害は度々起きていたが、
今回他人事でないのは、発生する頻度が非常に高くなってきていることだ。
プレートの交差点である日本でも、もはや時間の問題だと思う。
日本列島というこの小さな島の、ごく限られた平野部に、1億人の人間がひしめき合っている。
宇宙から日本列島を撮った衛星写真を見てみればわかると思うが、
地球という惑星は実に静かにしてくれている。
惑星表面はほとんど静止状態に近い。だから多様な生命がその上で生きていけるのだ。
人間が生活していけるのは、地球がこのように配慮してくれているからである。
パキスタンでの地震は人間にとっては大災害だが、
宇宙からは視覚的には見えないくらいの微々たる振動なのかもしれない。
人の世にどっぷりと使って、自分のことに精一杯の人間たちは、
宇宙の真理がまるで見えていない。
このレベルで収まってくれているうちは良いのだが、
やがて宇宙からも見えるような変化がこの地表面にも起こるに違いない。
いったいどうなるのだろうか、想像もできない。
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