人間の意識は現在という枠を超えて、過去を見たり、
未来のビジョンを見ることができる。
人間の能力としてこれを否定する気はない。
だが、これまでのウォッチから得られた結論としては、
固定された未来は存在しないのではないかというもの。
つまり時間的に確定したスケジュールは存在しない。
これは未来はないと言っているに等しいかもしれない。
そんなわけで、未来から人間やUFOが来るなんてことはないのではないかと思う。
この件については超能力者のA氏は何故かあるとおっしゃっていた。正直なところ、私はA氏の全ての意見を受け入れているわけではない。その真意はわからないが、ところどころで不自然なリードがあるようにも感じる。
精神世界ではよく理解もせずに多次元宇宙とか平行宇宙とかの
概念が使われるのだけれど、こうした概念を現在の人間の意識レベルで論じてもあまり意味がないように思う。
安易にこうした宇宙論に導くニューエイジ的発想は「怪しい」。
未来のビジョンが見えたからといって、それがかならずしも現実に存在する未来の透視だという証拠はない。
過去のビジョンについても同じだ。
たとえば、TVには過去の映像も記録されている。
その映像を見たからといって実際に過去世界が今ここに平行して存在するわけでない。
単に過去の記録画像という現在を見ただけにすぎない。
また、未来世界を描いた映画を見たとしても、未来が実際に存在して、それが映し出されているわけではない。
現時点において未来を想像してつくられた映画を見ているにすぎない。
我々にとってコントロール不能な見えない世界がこの現実を作っているというより、今実際に動いているこの現実世界が、見えない世界と協力しあって、未来を常に創造していると考えるほうが自然だ。
この意味で主軸は、このリアル3次元世界であると思う。
でなければ、人間に自由意志が与えられている意味がない。
目に見える世界 ⇔ 目に見えない世界 (=現在)
<結果>・・・・・・・<原因>
ちなみにこの両者はバラバラには存在しえない。
未来を変えるには、この現実を世界変えるしかない。
ただ考え方を変えたり、祈るだけでは大した影響力はない。
あくまで表舞台はこの目に見える世界なのだ。
となると、まったくありふれた結論に。
この世の支配者はこの理屈を、わかっているのではなかろうか。
だから彼らも精神世界を積極的に活用している。
精神世界は、>NULL みたいな役割だ。
きっと明日には違う未来の可能性がある。
というわけで、自分としてはとりあえず仕切りなおしでいこうと思う、
今日この頃なのであった。

8月21日のそら
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