宇宙人情報には、チャネリング系のものとリアル・コンタクト系のものがある。どちらもあまりにもノイズが多く、またかく乱情報などが入り乱れていて、いわゆる常識ある?人にはとっつきにくい面がある。その中でも最もノイズがない情報がアダムスキーによる宇宙情報であると私は考えている。
私自身は高校生の時、はじめてアダムスキーの「UFO同乗記」(大沼忠弘訳・角川文庫)を手にして読んで非常にショックを受けた記憶がある。今でも茶色になったこの文庫本は手元に保存してある。ちなみに奥付を調べたら昭和50年10月30日 初版発行 となっていた。1975年である。おそらく買ったのはそれ以降だろう。
この本をきっかけに、当時UFO研究家であった故久保田八郎氏によるアダムスキーの訳本を夢中になって読んだりした。アダムスキーの情報は、哲学的な面や科学的な面など広範囲にわたり、非常に現実的な視点で描かれている。大沼氏による訳本はこの「UFO同乗記」だけなのだが、まるくて読みやすいのでこちらの訳をついつい参考にしてしまう。
私などからすると、こうした冷静な情報を吟味できずに、なぜ安易にチャネリング情報に飛びつくのか、その心理が全く理解できない。どこの誰かよくわからないチャネリング情報よりも、直接宇宙人に会って得られた宇宙情報のほうが圧倒的に価値があると思う。
我々の間においても、もし非常に大事なことを伝えたかったり、大事な話しをしなければならない時は、電話だけではなく直接会う機会を設けて、相手の顔をみながら話を伝えるだろう。これは宇宙人でも同じだと思う。
ちなみに、このアダムスキーによる宇宙情報が、私の精神世界の原点でもあると感じている。必然的にこの情報に導かれたと思っている。
日本では幸いなことに、久保田八郎氏がアダムスキーの著作物を全集としてまとめてくれているので、興味のあるかたは冥土への土産に読破されたい。なにもアダムスキーのことを受け入れられなくても、SF小説でも読むつもりで読めば、けっこう面白いのではないかと思う。少なくとも宇宙問題を語るには、「UFO同乗記」は必読書だ。また、ニラサワさんもアダムスキー情報をベースとして持論を展開しているのだ。
そのアダムスキーの重要著作である「UFO同乗記」(INSIDE THE SPACE SHIPS)、現在入手できるのは「第2惑星からの地球訪問者」(第1巻)(中央アート出版社)であるが、その中に宇宙人が地球を訪れる理由について、とんでもなく重要なことが書かれている。その部分を紹介しておきたい。
「今でも地球の地軸が次第に傾いているということを知ったら、あなたはびっくりするかもしれません、いつ起っても不思議のないことですが、もし周期が一巡して完全に傾くようになると、現在海中にある陸地の大部分が隆起してきます、その後、永い歳月の間には、この水分を含んでいた土地が蒸発作用を起こし、やがて再び地球を取り巻く『空』は年中雲に覆われることになるでしょう。こうなった場合、また寿命が長くなり、地球の住民が『創造主』の法則に従って生きる術を身につければ、あなた方でも千年くらいは一つの肉体で過ごすことができるのです。
この地軸の傾きこそ、永年にわたるわれわれの地球観測の主要な目的です。それと銀河系内の他の惑星とは密接な関係があるので非常に重要なことなのです。ある惑星が急激に地軸を傾けると、ある程度、あらゆる惑星に影響を及ぼします。それにわれわれの宇宙旅行の航路も大幅に変えなくてはならなくなります」
「急激な傾きが起こると、きっと地球には大災害が襲ってくるでしょうね」と私は尋ねた。
「必ず起こるに違いありません」と彼は答えた。
「今のところ地球人は、人間と自分たちの住んでいる星との関係を支配する法則について、理解しているといえません。私の強調したいことですが、これまで絶えず地球人は誤った道を歩んできました。そのため、現在の地球の危機的状況が実際には何一つわかっていないのです。何千年となくいろいろな徴候や前兆があったにもかかわらず、地球人はすぺて無視してきました。その大半は聖書に預言として記録されています。
しかし地球の住民はそのことに注意しなかった。そしてこれまで多くの預言が実現しているにもかかわらず、その教訓から何も学ばなかったのです。万物の『創造主』から孤立することはけっして賢明ではありません。人間は自分が命をうけたものの手によって導かれる必要があります。
人類が破滅なしに生きようとすれば、仲間のものを自分自身と見なさなければなりません。お互いに他人の映しなのです。人類が残酷非道な殺伐によって自分自身に刃を向けるのは『創造主』の本願でありません。」(「UFO同乗記」G.アダムスキー著/大沼忠弘訳<角川文庫>から)
この地軸の傾きだが、この本が出版された当時1966年当時と比べて、どのくらいの変化が地球に起こったのかはよくわからない。最近では南極や北極の氷が融けだしているぐらいだから、大変な変動の最中にはあるのだろう。だが地軸についてはほとんど情報がない。
しかし、宇宙人の言う「周期が一巡」したころとも考えられることから、これから起こる未発のビッグイベントはまさにこの地軸の移動ではないかと思うのだ。磁極の移動だけでは、地表面の大変化は考えにくいからである。大陸の浮き沈みも地軸が変化しないと起こらないと思う。
地軸の移動のサイクルは南極の氷が2千メートル前後の厚みであり、そこまで堆積するのに数万年以上はかかるらしいので、そのようなかなり大きなスパンで起こるのだろう。
この大変動が1日で終わるのか、1年で終わるのか、100年で終わるのかはわからない。だが、それは間違いなく起こると予言されているのだ。◇◇◇◇◇

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GA Site -UFO Contactee- http://kubota.cside.com/index.html「ジョージ・アダムスキーは1891年に生まれたポーランド人で、幼時に父親につれられてアメリカへ移住した。本来は宇宙哲学の指導者であったが、戦時中よりUFO目撃を体験してUFO研究に専念し、戦後は別な惑星からきた異星人とのコンタクトや異星のスカウトシップ(いわゆる空飛ぶ円盤といわれる飛行物体)や大母船に乗せられて、想像を絶する体験をし、名高いコンタクティーとして数種類の体験記を発表する。1959年に「最大多数の人が現代の真実を発見して、来るべき時代に眼を転じること、人間はすべて”コズミック・パワー”の子であり、そのパワーの諸法則が宇宙に遍満している事実を確信をもってしること」という願いのもと、世界中の人々がUFOの真相にてついて”知る”機会を与えられるべきであるという見地に基づき、GAP「知らせる運動」という意味の世界的グループ活動を創始しました。」
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新アダムスキー全集 中央アート出版社http://www.chuoart.co.jp/m_ufo.html#【新アダムスキー全集】
George Adamski

金星のスカウトシップ
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