アセンションというものをやたら難しく考える。
これが精神世界の悪癖であり、害毒ではなかろうか。
アセンションのもっともらしい知識や方法論をいかに身に着けても
アセンションできるわけではないのだ。
精神世界の本、○○冊読んでアセンションできたら
みなアセンションできてしまうだろう。
でも現実はそうはいかない。
また、アセンションをフィーリングでとらえ
意識の高揚でもってハッピーというのも
また精神世界の悪癖であり、害毒であろう。
ちょっと時間がたつとそこには寒い現実世界があることに
気づき失望するだけである。
マトリックスで受けた傷をいくら癒して元気になっても
またマトリックスに戻るのでは何にもならない。
眺めてみるに、精神世界の枠組みそのものが、
マトリックスの補完機能に陥っているに過ぎないのだ。
宗教、成功哲学とか、開運とか、超能力開発とか、占いなど
まあジャンルはいろいろあるけど、人類が脱却できないのも
マトリックの中で堂々巡りしていることに気づけないからだと思う。
従って、アセンションについて極論を言うなら
精神世界などとおさらばしてもなんの影響もないのだ。
だから、「命にいたる門は狭く、その道は細い。
そして、それを見いだす者が少ない。」
というふうになってしまうのだろう。
・・・・こんなことに気づいた。
命にいたる門は狭いため、大衆と同じようにどっと
押しかけてはまず入れないのだ。
賢い人は気づくだろうが、これにはきっと裏口があるはずだ。
精神世界の偏差値たぶん50以下の私は、それを模索している。
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