毎年年末になると、UFOはいるかとか、宇宙人はいるかなんて、そんな論争をTVでは延々とやっている。今年は、なぜかUFOの出現もかなり多かった。だからニラサワさんもはりきっているみたいだ。でも毎度のことだが、あくまで娯楽番組、ちょこっと触れてそれでおしまいだから、空しい。
私などはすでに小学生のときからUFOは存在するし、宇宙人はいると信じていた。その当時、両親に教えてもらったわけでも、直接自分の目でUFOを見たわけでもなかった。ただUFOも宇宙人もいて当たり前だと自然に思っていた。
世間はどう思っているか知らないが、このように、まったく違ったふうに受け止めている普通の人もいるのだ。ただ皆、表立って言わないだけだろう。大体、大衆というものは、自分の生活に影響もないことには関心など向けないものだ。地球なんて自分と一体何の関係あるの?なんていう人がほとんどだろうし、そういう人たちが宇宙に真剣に心を向けることなんてことは滅多にないのだ。
ちなみに私は物心ついたころには、宇宙のことばかり空想していた。それは空想というより夢想、妄想に近いものだった。今日のアニメオタクが自分の中にアニメの世界をつくってその中で自分を癒すように、私はSFなどを読み漁って、その世界に引きこもっていたりした。そのうち、見かねてかUFOの方からその姿を自分に見せてくれたが。笑)
「見えないものを信ずるものは幸いである。」
これは聖書の言葉であるが、世の中、自分で見たものですら信じない人間が大半である。このような人たちの前に、真昼間の大都会にどかんと巨大なUFOが現れたらどうなるだろうか。上野のサル山のサルたちの中に、ライオンを放つような騒ぎになるだろう。それを考えると、控えめにちらちら出現するUFOは私たちのことをかなり気づかってくれているのだと思う。
他の星にも人間が住んでいること、そんなの当たり前じゃないか、なんて意識の人が大半にならない限り、彼らは私たちの前には公然と姿を現さないだろう。結局はUFOの側が悪いのではなく、われわれに進歩がないということなのだ。
地球人のマトリックスは彼らの配慮がなかったら一気に崩壊し、やけのやんぱちになって自滅するか、宇宙人を神と仰ぐ宇宙教の信者になるかのどちらかだろう。UFOで地球に来る人たちは、どちらも望んでいないということなんだと思う。
オープンコンタクトは人類が次元上昇できれば自然に起きるだろう。それ以前に宇宙人が姿を公然と現すというような情報は、なにか非常に不自然な意図を感じる。ここら辺が真の情報と偽情報の踏み絵ではないかと考えているのだが。

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