地球って宇宙の中でそんなに特殊で重要な惑星なのだろうか?
破滅の連鎖からいまだに脱却できないこの星が。。。
宇宙には戦争なんかとっくの昔に克服してしまった
進化した平和な星が数え切れないほどあるという。。。
むしろ平和に発展し続けている星のほうが圧倒的に多いだろう。
この地球には65億人の人間が住んでいる。
毎日、人は生まれ、毎日死んでゆく。いちいち数え切れないだろう。
中には不幸な災難でなくなる人もいる。
神様はそういった人々を全て救っているだろうか?
神様はその有様をただ見守っているだけだ。
65億の人間の一人一人が人類の住んでいる惑星の文明だと考えてみよう。
惑星においてもまったく同じことがいえるのではなかろうか。
生まれる文明もあれば消え去る文明もある。
宇宙はあるがままだ。
はっきり言って地球は特別な星でもなんでもない。
65億の惑星文明のひとつに過ぎない(たとえの数字)。
自分が世界の中心、特別だと思うのは、幼児の心理だ。
つまりそれだけ人類は精神的に幼いということだ。
ちなみに人間の細胞は約60兆個だという話しもある。
この細胞は毎日生まれたり死んだりしている。
そうして全体としての生ける人体を形作っている。
私たちは死んでゆく細胞を悲しんだりはしないし、
生まれてくる細胞に一喜一憂もしない。
ただあるがままに任せている。
そして支障なく日々の生活を送っている。
人体を支配して、細胞のひとつひとつにあーだこーだと言う神はいるだろうか?
もしそんなのにとりつかれでもしたら、
真っ先に全体が病気になってしまうだろう。
地球人の期待に反して、神様はこれからも何もしてくれないだろう。
ちなみに何かを為すのは神様ではない。我々人間なのだ。
我々を手助けしてくれる存在がいるとしたら、それもまた人間だろう。
天地人。
もう一度、人のこの世界における位置を考え直す必要がある。
これはある意味厳しいことでもある。
結局この現実にまったく目覚められないから、
神だなんだかんだと言いつつも、
意に反してずるずる滅びてゆく流れになるのだ。
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