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地球異変の観察日記

本家記事バンク。 

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2025/05/19(Mon)15:27

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●身近なところに不気味な予兆!

2005/12/18(Sun)18:50

ケヤキの葉が枯れたまま枝から落ちないのだそうだ。
季節が狂いだしてきたので、適応できない植物に影響がでてきているのだろう。本来日本にはいないはずの動植物が観察され始めたりしている。生態系の変化はいずれ農業などにも深刻な影響を及ぼすことだろう。

「すでに北極で大きな変動の兆候を確認している。
山岳氷河は小さくなり、積雪は消え、グリーンランドの氷床は薄くなっている。このような変化はすべて、われわれにはもう一刻の猶予もないことを示している。今すぐ思い切った対策を講じ、温暖化に対処しなければならない」(WWFで気候問題担当のアンドリュー・リー氏)

というわけなのだが、果たして人類の力で温暖化に対処できるのだろうかと思う。
スピルバーグ監督の映画『A.I.』では、近未来の地球は温暖化によって海水面が大幅に上昇し、大方の大都市は水没してしまっている。
その後、氷河期になって地球の全てが氷付けになって人類は滅びてしまうのであるが、そのようなシナリオも現実味を帯びてくる。

また、極付近での氷の減少は地球のバランスにも影響しかねないのではないかと思う。こうなると地震の発生だけでなく、ポールシフトの可能性も出てくるのではなかろうか。
人類は目先の問題にとらわれていて100年とか1000年単位での発想が出来ない。現代の文明?人たちは、自分の息子娘、孫たちの人生に責任を負うことのない、刹那的な生き方に終始しているように思える。
人類文明など、滅びるときはあっという間に滅びるものなのだ。

といったところで、とりあえずバナナでも食べよう。

051218-2-banana.jpg


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A.I.(2001.ワーナー・ブラザース)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD32508/

「人間の日常生活が監視され、人間に代わってロボットが雑用や労働をこなしている時代。そんな中、愛という感情をインプットされた最初の少年型次世代ロボットとして誕生したデイヴィッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、彼を開発したサイバートロニクス・マニュファクチャリング社の従業員ヘンリー(サム・ロバーズ)とその妻モニカ(フランシス・オーコナー)に引き取られる。母親を永遠に愛し続けるようプログラムされていたデイヴィッドだったが、まもなく不治の病に冒されていた夫妻の実の息子マーティン(ジェイク・トーマス)が冷凍保存から生き返ったため、あっけなく捨てられてしまう。その時から、スーパートイのテディ(声=ジャック・エンジェル)やジゴロ・ロボットのジョー(ジュード・ロウ)を道連れにした、デイヴィッドの旅がはじまった。そし2000年後。地球は氷河期を迎え、従来の人類は絶滅していた。そこに生き残っていたデイヴィッドは、未来人たちに発見され、幻想の中で母親に抱かれるのだった。」

051218-3-AI.jpg


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【天声人語】2005年12月18日(日曜日)付
http://www.asahi.com/paper/column.html

『「今年はケヤキが不気味な枯れ方をしています」と東京近郊の読者からお便りをいただいた。「葉が縮れたまま散らない」とある。家のそばのケヤキ並木を観察してみた。くすんだ茶色の葉が枝先で絡まり合い、素人目にも様子がおかしい。
 ケヤキの巨樹がある立川市の国営昭和記念公園を訪ねた。樹木医の川原淳さんによると、専門家の間でも話題になり始めたところだという。異変に気づいたのは春先で、花が例年になく多く咲いた。夏には緑の葉が茶色に変わり、秋には縮み出した。「病気ですか」と心配する来園者もいた。
 関東地方だけではない。京都府立植物園でも今年はケヤキの葉がよじれ、枯れが目立った。名古屋市の東山植物園では、カエデやモミジは例年通りだったのに、ケヤキだけ十分に色づかないまま秋を終えた。山陰や九州でも同様の例が見られた。
 「ケヤキの葉が枯れたまま落ちない現象は十数年前からあるが、今年は特にひどい」。植物の生態に詳しい国立科学博物館の萩原信介さんは話す。病虫害ではないようだが、葉と枝を切り離す離層という部位が十分に育たず、北風に吹かれても古い葉が枝から落ちない。
 ケヤキは古名を槻(ツキ)と言う。万葉集にも歌われ、戦国時代にはお城の造営に使われた。現代では公園や街路でおなじみで、「けやき通り」や「けやき平」はあちこちにある。
 地球温暖化のせいかどうか原因はまだ不明だ。米国の思惑もあって人類共通の温暖化対策がうまく進まない。しびれを切らしたケヤキが身を挺(てい)して何か警告しているのだろうか。』 
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No.152|天変地異CommentTrackback

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