ここ日本、私たちの身の回りには便利なものが溢れかえっている。
テレビや新聞、書籍インターネットなど、情報源もいろいろあって、取捨選択ができる。
だけど、それにもかかわらず、人間は心の底で目に見えない不安や恐怖におびえながら生きている。人間同士でも難儀なのに、今度は自然が加わった。
問題は、宇宙の目指しているものと、人間の目指しているものは、同じではないということにある。だから、自然と人間との間で大きな行き違い、摩擦が起きる。
小鳥は蒔いたり刈ったりしなくても、食べていけるではないかという<宇宙の生き方>と人間は汗水たらして労働しなければ食っていけないという<人間の生き方>、これらはまったく反対の方向性である。
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