今日本列島は大寒波に見舞われているが、地球全体としては、気候も地域ごとに極端になってきているようだ。
この冬は20年ぶりの全国的な「寒冬(かんとう)」だそうで、要するに今までいかに暖かかったかということだ。私が子供のころはいつも冬は徹底的に寒かった記憶がある。
ちなみに、南半球のオーストラリアは2年続きの猛暑だそうで、ハエも大発生。20日には、ニュージーランドでは、約120頭のゴンドウクジラが打ち上げられるなど、どうもやはり何かおかしい。今回はこのクジラたちは大多数が救出されたそうで良かった。
私たちは目先、暑いか寒いかしか考えていないが、全体として見る必要がある。
先日の温暖化現象でも取り上げたが、北極海の氷は全体としてどんどん減少しているという。ちょっと前のニュースになるが、ここにその記事も記録しておきたい。
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北極海の氷、観測史上最小 温暖化で悪循環に突入かhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050929-00000070-kyodo-soci「【ワシントン28日共同】夏場に北極海を覆う氷の面積がこの9月、人工衛星による観測が始まった1978年以来最小を記録したことが、28日分かった。米雪氷データセンターや米航空宇宙局(NASA)などの共同グループが発表した。
氷が減って海が太陽熱を多く吸収することで、氷の縮小に一層拍車をかける悪循環に突入した恐れが大きいという。グループは「この勢いで氷の縮小が進めば、夏場の氷の消失は21世紀末よりかなり早い時期に起こる」と警告し、地球温暖化も一因との見方を強めている。
北極海の氷は9月に最小となり、冬に拡大するサイクルを繰り返す。最小を記録したのは今月21日で、氷の面積は532万平方キロ。これは78−2000年の夏場の平均より約20%(約130万平方キロ)小さく、日本列島ほぼ3個分が消失した計算だ。(共同通信) - 9月29日10時43分更新 」
「人工衛星の観測データを基に作成した1979年(上)と2005年(下)の夏場の北極海の氷の分布。05年はシベリア沖などでかなり縮小が進んでいるのが分かる(NASA提供・共同)」

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<気象庁>今冬は20年ぶりの寒冬の可能性高くhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051222-00000129-mai-soci「 気象庁は22日、この冬が20年ぶりの全国的な「寒冬(かんとう)」になる可能性が高いと発表した。これまで同庁は「今シーズンは暖冬」としていたが、12月が記録的な寒さと大雪になったことから予測を見直した。
同庁によると、12月1〜20日までの気温の平年差が▽北日本でマイナス1.9度▽東日本でマイナス2.6度▽西日本でマイナス3.0度▽南西諸島でマイナス1.7度と記録的な寒さになった。この寒さは、新潟県上越市で324センチの最深積雪量を記録し、雪崩で13人の死者が出るなど大寒波が猛威を振るった1985〜86年の冬に匹敵するという。1月中旬まで厳しい冷え込みが続く見込み。
11月下旬から北半球で偏西風の蛇行が続き、北極圏の寒気が南下したことに加え、日本列島の南海上の対流活動が活発化し、それに伴って発生した高気圧の尾根に沿う形で、寒気の南下がさらに助長されたことが原因とみられるという。【篠原成行】 (毎日新聞) - 12月22日19時56分更新」
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NZ南島の浜辺にクジラ120頭、大多数を救出http://cnn.co.jp/science/CNN200512210022.html「ウェリントン──ニュージーランド南島北部の浜辺で20日、約120頭のゴンドウクジラが打ち上げられているのが見つかり、地元の野生動物保護団体や行政当局者らが夜を徹して救助作業を実施し、21日に約110頭を海に戻した。
一部のクジラは死亡した、という。
クジラが迷い込んだのは、南島北部ネルソンの北西約150キロのプポンガ・ビーチ。AP通信によると、それぞれ約60頭からなる2つの群れが、別々に打ち上げられていたという。
救助活動の参加者によると、数百人の人々がクジラに水をかけたり、浜辺に上がらないようにクジラの動きを見張って、クジラが海に帰れるのに十分高い波がくるのを待ったという。
救出作業には、観光で当地を訪れていた中国やドイツの人々も協力。中には、一度もクジラを見たことがない人も含まれていた」
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