玉置浩二と言えば、
安全地帯の頃の「ワインレッドの心」や「碧い瞳のエリス」、
などが思い浮かぶくらい。最近どころでは「田園」あたりかな。
なんて言うと世代がわかるが。笑)
だが最近出た「プレゼント」はけっこうよい曲だと思う。
これは、「あいのうた」という菅野美穂主演のTVドラマ(すでに終了)の主題曲だそうだ。本人も出ているというドラマの方は、全く見ていなかったのだが、いつのまにか俳優もやっていたのか。
玉置浩二のちょっと影のあるバラード系以外の曲は
これまで私にはどうもピントこなかった(好みの問題ね)。
この曲は、玉置浩二の泥臭さ?がない。
「ここにある何気ない一日は いま僕から君へのプレゼント」なんて少々キザだが、まあさらりとしていて、メロディーも歌詞も良い。
ほめているのか、けなしているのか、これではわからない。笑)
「前はこういうことを伝えたい、聞いて欲しいという思いがあった。
今は、いい意味で伝えたいことが特になくなった。」
これも悟りの境地かな。
若い人がプレゼントで思いっきり引っぱりながら歌うとかっこいいかも。
プレゼントあさひが 静かに 君の手に触れる
見あげた 瞳に 空が生まれる
ここにある 何気ない一日は
いま 僕から君への プレゼント
悲しいことも そっと抱いてごらん
それは優しさに いつか変わるんだ
この世界には 愛が溢れてる
幸せを願う その声に こたえて
広がる 夜には 星たちが集う
誰かの 気持ちを 風が伝える
初めての 歌のような 輝きが
今 君から僕への プレゼント
心が刻む 音を聞いてごらん
大切なことが きっと分かるんだ
この世界には 夢が溢れてる
晴れた日の 道に咲く 花のように

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玉置浩二スペシャルサイトhttp://www.tamakikoji.jp/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
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あいのうた 公式ページ 日テレhttp://www.ntv.co.jp/ai/「生まれてから27年不幸の連続、愛とは無縁の人生に愛想を尽かし、「消えてなくなってしまいたい」 と川に身を投げるが、 “人生初” の幸運で助かってしまった女…。元敏腕刑事で、かつ心やさしいお人好しの男・片岡優二(玉置浩二)と出会い、彼とその三人の子供たちとの奇妙な共同生活を始めることになったわけだが…。 」
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玉置浩二が新曲「プレゼント」発売http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/music/news/20051112et02.htm『・・・ 「かかっても3日、大抵は1日で作るんですけど、今度のは半月苦しんだ。イントロ部分だけすぐに出来たが、その後が納得できなくて。自分の中にイメージはあって、そこに行きたいんだけれど、メロディーが出てこない」
「この世界には愛があふれてる 幸せを願うその声に応えて……。」苦心の末に生まれた穏やかで温かい旋律に乗って、愛する人への強い思いが歌われる。歌詞は、「安全地帯」時代から付き合いのある作詞家、松井五郎が手がけた。
「自分でも書きたかったけど、直感で五郎ちゃんだと思った。すぐ電話したら、乗ってくれて。送られてきた歌詞を見て、この仕事っていいなと思った」
新曲で印象に残るのは、曲調と歌声から感じられる開放感。ここ数年、どちらかと言うと内省的な曲が目立っていたが、新曲は明るく、優しい。
「前はこういうことを伝えたい、聞いて欲しいという思いがあった。今は、いい意味で伝えたいことが特になくなった。だから、逆にすっと演技も出来るし、歌も歌える。何か伝えたいという思いが強くなり過ぎると、まとまらなかったり、マイナス思考になったりするから」
1982年に「安全地帯」でデビューし、甘いポップスで人気を獲得。ソロでも「田園」などのヒットを放つ。近年は長野を拠点に活動しているが、ドラマ収録中は都内に仮住まい。かつては「息苦しくて創作に向いていない」と離れた東京が、「楽しく感じる」と言う。
「久々とか理由はいろいろあるでしょうが、結局は自分の心の在り方が変わったんだよね。伝えたいことがないのに、歌を歌っていいのか。今は、いいに決まってるじゃないと思える」
吹っ切れたような笑顔がまぶしかった。(2005年11月12日 読売新聞)』
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