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地球異変の観察日記

本家記事バンク。 

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2025/05/19(Mon)01:24

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●ダンテの祈り

2006/03/26(Sun)02:43

最近は、なにか落ち着いた感じで、行け行けどんどんのシフトは休憩中みたいである。そんなときは音楽でも聞きながら自分と向き合う時間をつくろう。

仕事仕事で自分を見失っていると、だいたいろくなことが起こらない。汗)本来の道を思い起こさせるために、軌道修正を迫るとんでもないトラブルが起こったりする。今はそういう不思議な磁力が強い時代に入りつつある。

昔は現世のパワーが強かった。何をやっても先には現世の強力な支配しか見えなかった。次元上昇によって今はそれが崩れつつある。人間の閉ざされた意識の世界にも薄日が差しつつある。

こんな時に頭だけで考えているだけでは、上昇はおぼつかない。知識など何の役にも立たない。直接ハートの回路も開かなくては。というわけで、休日モードでいきまつ。

今日はカナダ生まれの「彷徨えるケルト人」ロリーナ・マッケニット。なんとなくネットをさまよっていたら、まず「THE MUMMER'S DANCE」という曲を見つけた。これは以前にTVか何かで聞いたことのある曲だったので、何気にいいなと思いつつ、さらに調べたら「Dante's Prayer」も出てきた。これは何というか、ココロに染入るとても深遠な曲だ。

ネット上に訳がなかったので、とりあえず自分で訳してみた。詩の訳って難しい。これまでやったことないけど。まあ、ど素人なんで間違っていてもゴメンチャイで、とりあえず参考まで。こんな感じよってことで雰囲気がわかれば幸いだ。

詩って論理的な文章と違って、いろいろな感情を文字にこめることができる。ひとつの言葉に万感の想いをこめられる表現の形式だ。これってテレパシーそのものじゃないかってことで、こうした芸術の分野はある意味テレパシー能力を高めるのではなかろうかなんて勝手に思ったりしている。
そういえば我々の社会では芸術は生活の余禄のようなものだけど、テレパシーなど当たり前の未来社会では芸術は人間の関心の中心になるかもしれない。ただ鑑賞するだけでなく、自分が創造するという意味で。

さて、このダンテの祈り。
この暗闇の世界での本当の救いとはなんだろう。ここでは神と名乗るものは出てこないのだけども。人間は自然と一人で静かに向き合うとき、
神のささやきを聞くことができるのかもしれない。




Dante's Prayer

LOREENA MCKENNITT


When the dark wood fell before me
And all the paths were overgrown
When the priests of pride say there is no other way
I tilled the sorrows of stone

I did not believe because I could not see
Though you came to me in the night
When the dawn seemed forever lost
You showed me your love in the light of the stars

Cast your eyes on the ocean
Cast your soul to the sea
When the dark night seems endless
Please remember me

Then the mountain rose before me
By the deep well of desire
From the fountain of forgiveness
Beyond the ice and fire

Cast your eyes on the ocean
Cast your soul to the sea
When the dark night seems endless
Please remember me

Though we share this humble path, alone
How fragile is the heart
Oh give these clay feet wings to fly
To touch the face of the stars

Breathe life into this feeble heart
Lift this mortal veil of fear
Take these crumbled hopes, etched with tears
We'll rise above these earthly cares

Cast your eyes on the ocean
Cast your soul to the sea
When the dark night seems endless
Please remember me
Please remember me




ダンテの祈り
ロリーナ・マッケニット


暗い森が私の前に立ちはだかり、
全ての道は茂みに覆われた
高慢な司祭がほかに道はないと言ったとき
悲しみは石にかわった

わたしは信じることができなかった
見ることができなかったから
だけど、夜、あなたはわたしのところへ来てくれた
夜明けが永遠に失われたかのように思えたとき
あなたは星々の光のなかで
愛を見せてくれた

海にあなたの視線を投げかけて
海にあなたの魂を投げかけて
暗い夜に終りがないように思えるとき
どうか私を忘れないで

私の前に山がそびえたつ
欲望の深い井戸によって
許しの泉から
氷と火を越えて

海にあなたの視線を投げかけて
海にあなたの魂を投げかけて
暗い夜に終りがないように思えるとき
どうか私を忘れないで

謙遜な道をともにするけれども、一人なら、
どんなにかハートはもろいでしょう
ああ、人の天性にも飛ぶ翼を与えて
星々に触れるため

この 弱ったハートに命をふきこんで
死の恐れのベールをもちあげて
涙で描かれた砕かれた望みを除いて
わたしたちは現実の心配を超越します

海にあなたの視線を投げかけて
海にあなたの魂を投げかけて
暗い夜に終りがないように思えるとき
どうか私を忘れないで
どうか私を忘れないで...

(訳:私)


※さてまたもや霊によって禁断のLINK。
ちなみにアニメや動画は直接は関係ないのがあるので無視して、
音楽だけ試聴するとよいでつ。
ここのところ急に人名でひっかからなくなってきたぞ。汗)

Dante's Prayer
http://youtube.com/watch?v=EEgt9UntSLs
http://youtube.com/watch?v=NmMkDJswAWg

THE MUMMER'S DANCE
http://youtube.com/watch?v=SXMaks-JWag
http://youtube.com/watch?v=ijUhMBGuBN0 


060326-1-loreena.jpg


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ロリーナ・マッケニット公式HP
http://www.mplant.com/loreena.html

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レビュー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002NHN/qid=1143048039/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-9105631-6046750

「マッケニットの作品にはいつも精神性が顔をのぞかせている。イェーツや聖書あるいは自作詞のどれに曲をつけようとも、彼女の歌は常に精神性を追い求めているのだ。だからこそリスナーはマッケニットの音楽に惹きつけられる。本作も例外でなく、けだるいリズムの「Marco Polo」、厳粛な喜びの「The Mummers' Dance」、痛ましい「Skellig」「Dante's Prayer」、アルフレッド・ノイズの詩に曲をつけた「The Highwayman」のどれをとってもその姿勢は変わらない。なかでも「The Highwayman」は、初期のナンバー「The Lady of Shalott」と比べても力強い労作だ。音楽で物語を語る腕前はさらに上達していると言える。本作はさまざまなレベルで楽しめる音楽であり、それというのも、マッケニットの作曲者としての能力が今なお伸びつづけ、自作の詩が投げかける奥深い問いかけにふさわしい曲作りをしているからだ。(Genevieve Williams, Amazon.co.uk) 」


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Dante's Prayer(ダンテの祈り)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~ukina/loreena.htm

「冒頭でも述べましたが、ロリーナの曲のなかでも、かなり好きな一曲。男声合唱(グレゴリオ聖歌を彷彿とさせますが、単声ではありません)ではじまり、ロリーナの歌声のあと、また最後も男声合唱が遠くから響いてきて、消え入るように終ります。始終深遠な雰囲気に満ちていて、どこか哲学的でもあります。哲学的というか、神学的というほうがピッタリかもしれませんが、いずれにせよ、生きることの寂しさや救いについて、叫ぶでもなく説教するでもなく、高尚な態度でもって、さながら自己の内面に語りかけるかのように歌っています。 」
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