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地球異変の観察日記

本家記事バンク。 

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●擬態

2006/02/16(Thu)22:17

mimicry


自然界の生き物の中には、思いっきり目立とうとうするやつと、可能な限り目立たないようにしようとするやつがいる。前者の例でいうなら、目一杯毒々しい毛虫など、毒のあることを色でアピールして自分の身の安全をはかるやつ。

後者の例でいうなら、葉っぱや木の枝などの色形を完全にまねて、自然界の景色の中に完全に溶け込んで自分の身を守るやつなどだ。昆虫類などは大方そのタイプだ。これを専門用語で「擬態」(mimicry)などという。

ぎたい 【擬態】

(1)別のものの様子に似せること。
(2)動物が周囲にある物や、他の動植物に似た形や色彩または姿勢をもつこと。隠蔽的擬態と標識的擬態がある。
・・・大辞林 第二版 (三省堂)

この擬態だが、自分の身を守るためでなく、他のやつをだまくらかして
近づいてきたところを食ってしまうという怖いタイプもある。擬態というのは考えてみれば自然界の生き物にとっては生きていく上で与えられた非常に大事な仕組み(知恵)なのだ。

060216-2-gitai.jpg


しかし、この世の中には似たような人間も大勢いるなと思う今日この頃、皆さんどのように擬態してますか?笑)

日本では擬態ならぬ偽装が大問題になっているけど、要は「カモ(ム)フラージュ」のことである。カモフラージュとはフランス語だけど、「周囲の風景に溶け込むことにより、敵に対象を発見されないようにする方法」ということだ。
この相手の目を「化かす」方法だけど、よくよく考えてみれば人間界では身近なところから、軍事などのハイテク関連、挙句の果ては犯罪に至るまで、至るところで応用されている。これ調べてみるとけっこう面白いと思う。

この擬態を扱ったホラー映画もある。本日もTVでやっているかもしれないが「ミミック」である。遺伝子改造された昆虫が知らぬ間に進化し巨大化、繁殖し、ついには人に擬態して人を襲うというもの。
「遺伝子操作によりゴキブリとアリから作られた恐るべき生物「ユダの血統」。この怪物がニューヨークの地下で進化し、自分を人間の姿に擬態(ミミック)させ、人間を捕食していく。」
ちなみに私はカマキリとゴキブリの合成生物かと思っていた。この映画、3作まである。そういえば、昔、この作品名をうろ覚えでレンタルショップへいって、よく確認もせずに借りてきたのが、「レリック」という作品であった。まぎらわしいでないの(怒!)と半分がっかりしつつ見てみたら、こちらもけっこう面白かった。笑)

まあこの世界本当にいろいろなものがいるから気をつけましょう。笑)

060216-3-gitai2.jpg060216-4-gitai3.jpg
拾い物

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擬態 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%AC%E6%85%8B

「擬態(ぎたい)とは、生物やヒトが、その色彩や形、行動によって周囲の環境(地面や植物、他者等)と容易に見分けがつかないような効果を上げること。カモフラージュとも言う。保護色という言葉もよく似ているが、こちらは主に色彩だけでその効果を上げている場合に使う。
進化によってある特定の環境に似た外見を獲得して擬態するもの(昆虫など)と、自分の外見を変化させる能力を獲得して擬態するもの(カメレオンなど)がある。
人間からはそうは見えなくとも、すむ環境や活動する時間によっては立派な擬態や保護色となるものもある。海水魚にはタイやカサゴなど赤っぽい体色のものがいるが、ある程度の水深になると青い光が強くなるため、これらの赤色は目立たない灰色に見えてしまう。またトラもよく目立つように思えるが、動物には視覚的に色の区別ができないものが多いため、茂みにひそめばこれも擬態になると考えられている。」

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カモフラージュ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5

「カモフラージュまたはカムフラージュ(フランス語:camouflage)とは、周囲の風景に溶け込むことにより、敵の監視を欺き、対象を発見されないようにする方法のことである。カモフラージュの対象には、艦船・航空機を始めとする兵器・兵士のほか、建造物まであげられる。なお、camouflageは、フランス語では「カムフラージュ」または「キャムフラージュ」(パリ方言)、英語では「カマフラージュ」と発音するため、「カモフラージュ」は日本語発音である。」

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ミミック(1997)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31023/comment.html?flash=1

「 近未来のニューヨーク。ストリックラー病と呼ばれる死の伝染病が蔓延している近未来のニューヨーク、昆虫学者スーザン(ミラ・ソルヴィーノ)は、病原菌の媒介源の虫を殺す新たな遺伝子生物を生み出すことに成功、新生物を「ユダの血統」と名付けて学会に発表した。3年後、スーザンは自殺遺伝子で死んだはずの「ユダの血統」が地下鉄の奥で生きていることを知る。地下鉄の靴磨きマニー(ジャンカルロ・ジャンニーニ)は行方不明になった孫の後を追い、地下鉄の奥へ。同じ頃、謎を解くため、地下鉄の奥へと向かったスーザンと夫のピーター(ジェレミー・ノーザム)達は巨大に進化した「ユダ」の大群が襲われる。〜」
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