イルカやこうもりは超音波を発して、はね返って来たその超音波の変化によって世界を認識している。
人間も自分を表現してみて、はね返って来たもので、世界を認識している。
いずれにしても、自分から何かを放たなければ、何もわからないようになっている。
悪い超音波を放てば、悪いものがはね返ってくる。
良い超音波を放てば、良いものがはね返ってくる。
おおっ単純じゃないかよ!
だったら、良い超音波だけを放てばよいだろうと思うが、
これがなかなか難しい。
こうして、この世界とは一体何なのだろう、自分とは何者なんだろうと常に模索している。
間違えそうだとしても、とりあえず自分を外界にぶつけて、返ってくる反応を見ていこう。
そうしないと先へ進めないし、理解も深まらないようだ。
確かに自分を表現すると、痛い目にあうことも多々あるが、ご褒美としていろいろな気づきがある。
人間の生きている目的は、きっとそこにあるのだろう。
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