目覚めると言うことはどういうことか。
簡単に言えば夢から覚めて、この世界の現実に気がつくということだ。
夢を見ているときは、人は自分が夢を見ていることに気がつかない。
しかし、目が覚めると、ああ自分は夢を見ていたのだなと気がつく。
そういう意味で簡単な話しである。
何も山にこもって修行などする必要もない。
フォトンベルトを待つ必要もない。
しかし、夢を見ている状態で、自分の意志で起きることはなかなか出来ない。だから実際には難しい。
まあ、心地良い夢ほど目覚めないだろうし、目覚めたくないと思う。
神様どうか私を目覚めさせないでくださいと、人は常に祈っているのかもしれない。そう、心地良い夢こそが魔物なのだ。
じゃ途中で目覚めてしまうときというのはどういうときか。
悪夢を見てうなされたとき?
おしっこいきたくなっとき?
誰かにけっぽられたとき?
地震でぐらぐら揺れたとき?
・・・・ろくでもないことばかりだ。
夢、それはマトリックスなのだ。
いずれにしてもたっぷり眠れば、そのうち誰でも起きるとは思う。
問題はその後かもしれない。
Astronomy Picture of the Day から
http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap060724.htmlPR